解析用PCについて

接触角計購入は解析用PC付がお得？それとも・・・？

あすみ技研のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。今回は接触角計を購入した場合の費用について書いていきます。よろしくお願いします。当社の接触角計を御購入いただく際には「解析用PC付」と「解析用PC無」を選択いただけます。当社標準は「解析用PC付」となりますが・・・。「解析用PC無」にすると費用はもちろんですが、他は何がどう変わるのでしょうか？

お金の話で営業マンの私の言うことをどこまで信じていただけるのか、正直不安な思いはあるのですが・・・・（笑）。

誠心誠意、偽ることなき事実と私個人としてのおすすめを書かせていただきます。それでは今回もどうぞ最後までよろしくお願いします。

それではまず当社接触角計、解析用PCの推奨スペックのご紹介です。解析用PC仕様は接触角計の機種により異なる場合もございますので、今回は当社接触角計のスタンダードモデルの「B100」という機種を例に進めてまいります。当社の接触角計B100をまだご覧になったことがない方はこちら！見ていただければすぐにどんな装置かわかります！

※1：日本語版 64/32bit

※2：デバイスドライバの領域含む、データ保存領域を除く

※3：USB カメラ用×1 USB ライセンスキー用×1

先ほどのスペックのPCであれば家電量販店のパソコン売り場に行って問題なく購入できるレベルの品です。もちろん高スペックのPCを使うに越したことはございませんが、当社のスタンダードモデルの接触角計測定結果の解析を行う程度であれば、先ほどの表のスペックがあれば解析用PCとしての必要十分条件は満たしております。価格については商流によって多少前後することもありますが、どのような商流で購入してもそこまで大きな金額差とはならないように思います。

ちなみに・・・もしもこれより低スペックのPCをお使いになられた場合についても少しお話をします。

結論からも申し上げまして、「使えない」ということはほぼないと思います（極端に古いPCは除外）。ただ「接触角計B100」であれば最大で1秒間に60枚の写真を撮影・画像処理する為、「CPUがIntel Core i3」とかですと、場合によっては処理落ちはするかもしれません。

さて、解析用PCのスペックがわかったところで「解析用パソコン付」にした場合と「解析用パソコン無」にした場合で具体的に何が違ってくるのか？

この詳しいお話をしていこうと思います。もう少しだけお付き合いください。

解析用PC付の場合は出荷時に当社にて全ての設定を行って当然動作確認して出荷致しますので、御客様にやっていただくことはありません。装置が届きましたらすぐにお使いいただける状態です。察しの良い御客様ならお気づきかもしれませんが、解析用PCを御客様で御用意される場合は、PCの諸設定を御客様自身でやっていただく必要がございます。

作業内容を表にまとめてみました。

やることがたくさんあるように見えますがインストール作業はほんの数秒で終わりますし、作業時間としては、30分程くらいです。解析用PC付の接触角計B100の販売価格には「解析用PC本体の価格」と「設定作業工賃」を含まれております。

つまり解析用PC無の場合は「解析用PCを御客様にてご用意」いただき、「設定作業も御客様自身」で行っていただくことでお安くなるということです・・・・。大事なことですのでもう一度書かせていただきます。

解析用PC設定作業は簡単ですぐに終わります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

どれくらい安くなるかはぜひ一度お気軽にお問合せください。最後にこれは統計を取ったわけではないのですがどちらを選ばれるかの割合としては・・・・。あすみ技研で全てが7としたら、御客様でご準備・作業は3くらいといったところでしょうか（あくまで私の感覚でございますが・・・・）。装置の御購入を検討されている御客様の参考になれば幸甚です。　　　　

今後とも、あすみ技研をよろしくお願い致します。 

（T.S）